テーマ:韓国

映画「黄泉がえる復讐」

オートバイに乗った少年にバッグを奪い取られそうになったミョンスク(キム・ヘスク)は必死にバッグを抱え、引きずられた後に、ナイフで刺殺されてしまった。検事で息子展開しであるジンホン(キム・レウォン)は母を訪ねに近くまで来ていて、犯行現場に駆け付けたがすでに遅かった。ジンホンは警察と協力して犯人の操作に当っていた頃、姉からの突然の電話に…
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映画「工作 黒金星と呼ばれた男」

「ブラック・ヴィーナス」という暗号名で安全企画部国際情報部の対北朝鮮スパイが、核開発の状況を探るための遠大な計画として作り出した離散家族訪問・白頭山観光・広告映像場所提供などの事業を提案し、金正日に認めさせるなどの緊迫の工作を、史実に基づいて再現する。単にスパイ工作として始めた事業が、中国のように改革開放に向かうこと、そして南北融和に向…
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チェ・ウニョン「ショウコの微笑」

「作家の言葉」に、最初は小説家としてあまりうまくいかないんじゃないかと、「ショウコの微笑」も予選で落ちたコンテストもあると告白している。その後、別のコンテストで新人賞を受賞したという。  クオン社の「新しい韓国の文学シリーズ」の19巻。同シリーズの15巻には「少年が来る」が掲載されている。どれも読みたい本が並んでいる。 短編集「…
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映画「沈黙、愛」

金で何でも解決できると考えているらしいイム・テサン(チェ・ミンシク)は、有名歌手のユナ(イ・ハニ )を愛していて婚約している。しかし、娘のミラ( イ・スギョン)は、どうしてももユナを認めない。ユナの本性を見抜いているからだ。 しかしミラも不良同然の乱れた生活を送っていて、ユナと口げんかが耐えない。 ある日ミラがユナを呼び出した駐車…
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朴炳植「ヤマト言葉の起源と古代朝鮮語」

「ヤマト言葉」とは、漢字など外国語が含まれない日本固有の言葉、というのが一般的な理解だが、筆者はこういう。「私は「ヤマト言葉」とは「弥生時代に生成された日本語である」と定義する」。それは漢字から来た言葉が多数あるからだという。 ヤマト言葉の起源に関する説は、四通りの説がある。 1. 朝鮮語が語源 2. 蒙古語が語源 3.…
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ハン・ガン「少年が来る」

もっと早くに読めばよかった。今年読んだ本の中でベストワンのひとつかな・・・・ 「少年が来る」の「少年」とは、光州民主化運動のなか、全羅南道の道庁に最後まで残った学生・市民の中にいた中学生トンホと、戒厳軍の銃弾を受けて死んだトンホの友達チョンデをはじめ、あの場にいた少年たち示している。あの場にいた、何人かの視点を通して、あの日と、そ…
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BS258 DLifeで韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」放送

BS258 DLifeで、韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」が放送される。 BSでの放送は、私の知るかぎり2回目だが、もっと放送されているかもしれない。 「トッケビ」は、高麗の常勝将軍が、若く無知で愚かな王が邪悪な内官に唆され、民衆に愛されることを嫉んで、将軍を殺してしまう。 将軍は、敵とはいえ多くの人の命を奪った罪と…
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ハン・ガン「すべての、白いものたちの」

なかなかに味わい深い、奥の深いエッセイのようだ。 小説かともおもったが、小説かもしれないけれども、エッセイなのだろう。 「少年が来る」の刊行後、休養も兼ねて、招待されたワルシャワにて、子どもを連れ、暫く過ごした間に、かねてより描きたかった、「すべての、白いものたち」の構想を実現したものだ。  そこには、母親が最初に出産し、すぐに死…
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チョン・セラン「フィフティ・ピープル」

映画でも、いわゆる群像劇は好きだ。 この「小説」は、51人の群像劇。 だから、主人公は特にいない。 詳しくカウントはしていないが、登場人物の多くが、何らかの形でつながっていると、途中から気づく。 その関係図を書きたいくらいだ。 きっと、ソウルの読者はSNSに関係図を作っているだろう。  登場人物は、ソウルから少し離れた地方にある大…
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司馬遼太郎「故郷忘じがたく候」

「故郷忘じがたく候」を読みたくて、文庫本を手にした。 司馬遼太郎氏の著作は「街道をゆく」シリーズ以外はほとんど読んでいるので、これも再読となる。しかしほとんど忘れていた。読む動機は、そういえば秀吉の時代に拉致された人はどうなったのだろうと思ったからだ。慰安婦にせよ、徴用工にせよ、強制連行はなかっただの、強制じゃなかっただの、いろいろ歴史…
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映画「ザ・スパイ シークレット・ライズ」

ソル・ギョング、ムン・ソリ、コ・チャンソク、ハン・イェリ、ラ・ミラン、キム・ジヨン ・・・ 地味で芸達者な、玄人好みの配役で作られた、スパイ・アクション・コメディ。 アーノルド・シュワルツェネッガーの「トゥルーライズ」を真似して作られたのだろう。 映画業界人は、こういうものを「オマージュ」と呼ぶのかもしれない。  チョルス(ソル・…
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映画「コンフィデンシャル/共助」

「トッケビ」のある場面を思い出す。 名前のない死神に、女性が好ましいと思う男の名前を聞かれたキム・ゴウンが、女性の好きな名前は、「ヒョンビン、ウォンビン、キム・ウビン」と答える、笑わせる場面だ。 そのひとり、ヒョンビンが主演するこの映画は、イケメンのヒョンビンよりもブサイクなユ・ヘジンの存在感が目立つ。   カン・ジンテ(ユ・…
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映画「主戦場」

日系アメリカ人のYou-Tuber、ミキ・デザキ監督の丁寧で穏やかなインタビューが、「慰安婦問題」に関わる、日本人、韓国人、アメリカ人などのそれぞれの主張を浮かび上がらせ、その主張の検証をおこなってゆく。 印象深いのは、歴史修正主義者の主張が、けっこうい加減さな根拠に基づいていて、容易に覆るものが多い、ということだ。 日本人と韓国人の、…
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チョ・ナムジュ「82年生まれ、キム・ジヨン」

ソウル在住のライター伊東順子氏が、解説で語っている。 「東京医大での入試差別事件が発覚し、日本の女性たちの多くが足元が崩れ落ちるようなショックを受けた。怒りと情けなさの中で思ったのは、韓国なら即時に2万人の集会が開かれているだろうということだ」。 そんな行動的な韓国で生まれた「フェミニズム小説であり、韓国社会における、過去…
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映画「Be With You ~いま、会いにゆきます」

原題の「BE WITH YOU」にわざわざ「いま、会いにゆきます」と付け加えたのは、市川拓司の原作を映画化した土井裕奏監督の同名映画のリメイクだからだろう。  日本映画は見ていないが、中村獅童と竹内結子より、ソ・ジソブとソン・イェジンのほうがずっといい、それは確信を持って言える。 友情出演のような趣で、パク・ソジュンと コン・ヒョジン…
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前田速夫他「渡来の原郷 白山・巫女・秦氏の謎を追って」

遥か昔だから本当のことはよくわからない。それでもいろいろな傍証から推測して、日本は渡来人の影響を受けていることは確かだ。学者ではない三人の民俗研究家が、文書や、江陵の祭見学から、白山信仰、巫女と祭り、秦氏の渡来について、研究の成果を語っている。私はかなり受け入れられる議論で、おもしろく思う。一部の学者や嫌韓の人は評価しない人もいるかもし…
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映画「ペパーミント・キャンディー」

1999年20年ぶりのサークルの集まりが記念すべき河原で催されていた。 飛び入り参加したキム・ヨンホは酔って正気を保てないままに暴れ、川に入り、そして鉄橋に登って、やってくる列車に向かって、(あの日に)帰りたい!と叫ぶ。  そして物語は三日前に遡る。 車の中でサークルの集まりが開かれるとラジオの視聴者参加番組で知った。 すべてを失…
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映画「君の結婚式」

体調も良くない、心配事が尽きない、そんなときには、好きな女優の明るく楽しい映画でも見て、気晴らしをしようと、ずっとタイミングが合わなくて見られなかった映画を見るために、朝から頑張って出かけた。  ネタバレは避けるべきだから、あまり詳しいことは書かないが、明るく楽しくハッピーな気持ちになれるかと思いきや、切なく、もどかしく、愛おしく…
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木村光彦「日本統治下の朝鮮」

筆者は開発経済学を専門としていて、恩師から歴史を学ぶ必要を学び、そのひとつとして植民地朝鮮の実態をデータに基づいて明らかにしようとしている。 その発想はもちろん良いと思うが、数字なら正しいかと言えば、そんなことは言えないのは、昨今の役所のデータ改ざんなど見ても明らかだ。 都合のよい数字を都合よく扱えば、いくらでも異なる解釈ができる。 …
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徐京植「フクシマを歩いて」

2012年発行で、311の原発事故のあとのフクシマを歩いた考察や、その前後のいろいろな分野におけるエッセイを集めている。 徐京植氏のエッセイであるから、在日の問題、日韓関係の問題、植民地支配の問題、差別の問題、プリーモ・レーヴィ ・・・・ などなど、満載ではある。 ただ、他の本に比べて、やや、軽めの主張のように感じる。 いくつ…
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映画「空と風と星の詩人 ~尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯~」

27歳、治安維持法で起訴され、日本の福岡刑務所で獄死した、韓国では知らぬ者のない有名な詩人、尹東柱の青春を描いた映画。 「金子文子と朴烈」と姉妹作のようなものだ。 死因は不明であるが、映画では人体実験の犠牲が示唆されている。  尹東柱は、1917年12月30日、満州の明東村に生まれた。 子どもの頃から文才に恵まれていた模様だ。 映…
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韓国ドラマ「オー・マイ・クムビ」

韓国でも大ヒットと言うほどではないが、2016~2017で、そこそこの視聴率だったハートウォーミングなファミリードラマ。ニーマン・ピック病という難病の若年性認知症を患う8歳のクムビを取りまく、どちらかといえば情けないワルたちの更生と幸せの物語。  そしてクムビを面倒見ながら、ルーザー(負け犬) から本当のパパになっていく男の姿を描…
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映画「金子文子と朴烈(パクヨル)」

アナキスト朴烈と金子文子の、日本の帝国主義、天皇制、朝鮮人支配に対する抵抗の物語。 ただ、日本の植民地支配と朝鮮との戦いという描き方ではなく、アナキストの二人が、個人として国家と戦う。 それによって、暗い抵抗の映画ではなく、妙に明るい青春映画、不逞社を作った純な若者たちのコミカルな物語でもある。 イ・ジュンイク監督は公判記録や当時…
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映画「JSA」

パク・チャヌク監督の第一作となる「JSA」は、2000年までの韓国映画興行成績一位に輝いた大ヒットとなった。  38度線に南北と中立国の監視団によって構築するJSA: JOINT SECURITY AREA で、ある日銃撃戦が起こり、死傷者がでた。 南北の真相究明のための協議は進まず、中立国スイスとスウェーデンから捜査官を招いて委…
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映画「エターナル」 イ・ビョンホンとコン・ヒョジンの秀逸なラブストーリー

証券会社の支店長カン・ジェフン(イ・ビョンホン)は、有能で出世してきた。 妻スジン(コン・ヒョジン)と息子ジヌに英語を身につけさせるために、シドニーに二年間の約束で留学させていた。 しかし、会社は不良債権を隠し、債権を顧客に売り、倒産必至の状況に陥り、営業である、カン・ジェフンは連日被害者である顧客の罵声を浴び続けて神経が参っていた。 …
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河内春人「倭の五王 王位継承と五世紀の東アジア」

こんな話、聞いたことないなあ、しかし、どうして知らなかったのだろう、日本史も、このころの歴史はあまり興味を感ぜずに勉強しなかったせいかな。 「五王」とは、五人の「倭」の、つまり日本の王が、当時の中国に、朝貢し、官爵を得て、自らの権力の正統性の保証を得ていた、そんな時代だ。 安倍政権などの戦後の自民党政権が認めたくない時代でもあるのだろう…
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韓国ドラマにみる「障害者との結婚」

BS11で放映中の韓国ドラマ「ディア・マイ・フレンズ」は、明日最終回を迎える。 「大丈夫、愛だ」と同じ脚本家ということで、出演俳優、テーマ、ドラマのトーンが似通っている。 そのなかのひとつが、障害者との結婚だ。  「ディア・マイ・フレンズ」では、韓国料理店を営むチャン・ナンヒ(コ・ドゥシム)は、父親も弟も、病気や事故で心身に障…
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韓国ドラマ「トッケビ」、アホらしいのに面白くて見続けてしまう

「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」がBSフジで放映されていて、10/24終了した。 「トッケビ」は、普通名詞で「鬼」の意味だという。 「鬼」と女子高校生のラブロマンスという、ちょっと怪しいラブコメだから、当然アホらしいストーリーなのだが、それが、こよなく、おもしろいのだ。 ついつい、見続けてしまっていた。  このドラマには、韓国…
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金石範・金時鐘「なぜ書きつづけてきたかなぜ沈黙してきたか」

「なぜ書きつづけてきたか」は金石範氏に、「なぜ沈黙してきたか」は金時鐘氏に向けられた言葉だ。 済州島にいたはずで不在だった在日の作家として4.3を書きつづけた金石範氏、あるいは皇国少年として日本語で育ち解放後済州島で独立運動に身を投じ4.3にも参加しながら両親を残して日本に逃げた詩人金時鐘氏。 両氏は、立場も方法も異なりながらも、4.3…
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映画「大好きだから」ファンタジックでハートウォーミングなラブコメ

これは、たいへん私好みの映画だ。 私の好きな要素、ファンタジック、ハートウォーミング、ラブコメ、そして、お気に入りの俳優が出演している。 そのお気に入り俳優は、チャ・テヒョン、キム・ユジョン、 ソ・ヒョンジン、ソン・ドンイルだ。  作詞作曲家のチン・イヒョン(チャ・テヒョン)は、恋するヒョンギョン(ソ・ヒョンジン)に会い、プロポー…
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