テーマ:日本の将来

河邑厚徳+グループ現代「エンデの遺言 根源からお金を問うこと」は日本国民の必読本

いい歳なのに本当に自分は何も知らないと本を読むたびに思う。 理解できない部分も決して少なくないが、今年読んだ本の中で最も目から鱗の本のひとつだ。  パンを買うお金と資本としてのお金は別物。 モノは時間と共に減価するのに,お金は減価しない。むしろ利子が発生する。それが諸悪の根源として、時と共に減価する新たな地域通貨を提唱、商品とならない本…
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「電子計算組織」という言葉が魅力的だった

先日、ブログで韓国に追い抜かれたテレビを例に日本の技術について疑問を呈したら、気に入らない人もいたらしい。 相手が韓国であれ、米国であれ、日本の技術でトップではないものがたくさんあると認めたくない人もいるらしい。 「もう米国に学ぶことはない」と驕った70年代からおかしくなったような気がする。  1970年代、日本で「電子計算機」と…
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NHK「クローズアップ現代日本メーカーテレビ復活のカギ」日本の技術力神話をやめよう。

NHK「クローズアップ現代」では、薄型液晶テレビ時代の日本メーカーの苦境が報道されていた。 メーカー幹部の声に、そんなに技術力がなくても参入できるようになったと敗因をあげているが、もうすこし自責の原因を探る方が良いのではないか。 コモディティとなったテレビは、設備投資の大規模化できる韓国メーカーが優位という論調がかまびすしい。 だ…
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エマニュエル・トッド「自由貿易は、民主主義を滅ぼす」

エマニュエル・トッド氏は、人口学者で、家族分類や識字率、出生率、乳児死亡率、外婚率・・・などの比較的簡単なデータで社会の動向を説明するユニークな人だ。乳児死亡率の推移でソ連の崩壊を予測し、決定論者という悪評を一気に拭ったことは有名である。 この本は、トッド氏が2009年、日本の政権交代直後、4回目の来日を果たしたときの講演や対談を…
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田中秀臣・上念司「震災恐慌」が本当なら、消費税増税はしてはいけない。

一言で要約すれば、震災以前でも必要だったように、日銀は金融緩和を行い(紙幣を刷り)、デフレ脱却を図るべきだ。 しかるに、政府は一銭も復興費用を追加でするつもりはなく、増税路線に走っている。 それでは、恐慌になってしまう。 政府、日銀は阪神大震災のときも消費税増税、金融引き締めを行い、デフレを深めてしまった。 高橋是清のしたように、復興国…
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内橋克人他「規制緩和 何をもたらすか」は目から鱗。10年前に読んでおくべきだった本

15年も前、「規制緩和」は当然のテーマだった。 官僚国家日本の成長のためには、官僚の行きすぎた規制や、天下りの温床となっている規制を撤廃することは、論議の必要もなくよいことだった。 しかし、官僚や既得権益者の抵抗で進まないだけだと思っていた。 しかし・・・・内橋氏は、規制緩和の裏にあるものを見抜いていた。 ニュージーランドは、当時…
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八ツ場ダムと野田首相というひと  

情報システムでは、構築スケジュールを守り、投資して構築したシステムに対する評価も必ずおこなう。 プロジェクト管理者や企画者の責任だ。 八ツ場ダムの構築も、企画した官僚に最後までつきあわせて予定や費用の予定を守らせたらいい。  工期が遅れたり、費用が嵩んだりしたら、お前の責任だと、首にするだけでなく、給料も全額返済だとなったら、国交…
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石角莞爾・田代秀敏「日本国債暴落のシナリオ」

日本国債のデフォルトの危機が迫っている。筆者は確実視しているが、いつかは解らないと言う。ある日突然暴落するという。 暴落し、国債を買う人がいなければ、デフォルトは必然だろう。 GDPの225%にも上る国債を、家庭の400万の年収とすると900万の借金を返すことになる。返せると思う人は少ないし、歳費で歳入よりも借金の方が大きいのだか…
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日本の将来を変えよう。 野田氏の不退転の決意はおかしくないだろうか。

野田氏は、最近の講演で、債務危機打開のため、消費税の導入を意味する打開策に不退転の決意を表明していた。 しかし、どこかずれているような気がする。 債務危機はなんとかしないといけない。 財政規律は守らなければいけない。 そのための消費増税は不可避かもしれないと、皆解っている。  野田氏を不安に思う人は、私もそうだが、この債務危機を、…
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天災、原発、経済、債務危機、政治・・・日本の行く末を考えると、早く死んだ方がいいと思う

「アエラ」の特集は、なんと富士山噴火! 3/15直下で起きた地震で噴火が起きなかったのが不思議と地震学者は固唾をのんで見守っているらしい。 3/11の地震はM9。 世界のM9地震はかならず噴火引き起こしたらしい。 首都圏はいつ直下型地震が起こっても不思議はないと言われている。 そして、浜岡原発の真下で、明日東海大地震が起こるかもし…
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橋下氏圧勝から一週間

私が大阪市民だったら、ファシズムを招く大衆の誤った選択と、いかに言われようとも、関西電力や自民・民主などの既存権力に派手に立ち向かう橋下氏に、やはり投票しただろう。 変化すれば何でもいい・・・といった感じだ。 敬愛する内田樹氏は、反橋下を表明しているが、橋下氏はファシズムではなく基本は新自由主義のポピュリストとみなしている。 それも実態…
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クローズアップ現代「想像力が未来を開く SF作家小松左京」

小松左京は、私がほとんどすべての著作を読んでいる数少ない作家のひとりだ。 初期のユニークで原初的な短編小説から、後期の日本人の悲哀に満ちた情緒的な著作など、その守備範囲は相当広い。 SF作家と言うよりは、時代を厳しく見続けた思想家と言う印象が私にはある。  クローズアップ現代は、小松左京氏が首都集中、ウイルスの恐怖、大地震等の天災…
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大前研一「日本復興計画」--橋下維新の会と大前氏を担いで日本を復興させよう---

相変わらず、世界的視野でのすぐれた発想だ。 大前氏の発想が実現しないのは、古賀氏の言うように官僚機構にその発想がないからだ。 「まず官僚機構を変える」のが先決かもしれない。 しかし、大前氏の日本復興計画の二本柱、道州制とメンタリティは、全く賛成だ。  大前氏は原子力工学のドクターだけに、311直後でも、事故のの見通しが的確だ。 大…
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石川知裕「悪党 小沢一郎に仕えて」は、ものぐさの小沢氏の姿がみえて面白い

率直に言って、小沢一郎がなぜか好きだ。 勿論、どんな人間だか知りやしないが。 こんなにいつも直前でずっこけることを繰り返しているのだから、総理の縁は無いかもしれないし、もともと人に嫌われる性格で、その芽はないのかもしれない。 しかし、私同様、なぜか小沢ファンは、少なくない。 だから常に首相にしたい政治家No.1なのだろう。 「悪党…
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映画「ミツバチの羽音と地球の回転」は、日本人必見の映画と言っていい

映画を見ていて、三里塚・芝山を思い出した。 国策によってある日突然、自分たちの生活の基盤を奪われることになった千葉の農民が、抗議の抵抗を続けた。 中国電力田の浦原発の構築によった、漁業基盤を失う祝島の平均75歳の島民が、28年にもわたって、原発反対運動を続けていた。  じいちゃん、ばあちゃん達の強い意思は凄い。 埋め立て作業を行う…
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原発の是非は、誰が運用するかでも異なる。日本の電力会社ならやめるべきだ。 

原発推進か、脱原発か、議論が盛んだ。 私の視点は単純だ。 誰が運用管理するかでリスクは大きく異なる。日本の電力会社が構築・運用管理の責任を担い続けるなら、辞めた方が良い。 幼児に石油ストーブを操作させる親はいないだろうが、それと同じ理由だ。  通称デタラメ委員長は、福島原発事故直後に、「人災です」と、NHKの番組で、かつて、断言し…
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広瀬隆「原子炉時限爆弾 大地震におびえる日本列島」を読むと、10年後の日本の存在は想像しにくい

広瀬隆氏の激しい物言いに、半年前だったら、内容はかなり本当らしいが、エキセントリックな人の言うことだから、ちょっと大袈裟なのではという印象をもったことだろう。 しかし、この本は、2010年8月出版、つまり、2011.3.11以前の本なのだ。 311以前の本だが、まるで福島原発の事故を予測していたかのようだ。起こるべくして起こった・・そう…
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玄海の安全論議、ストレステスト、九電主導の意思形成・・・・もう、この国が情けない

玄海町町長が「小ばかにしている」と非難した「ストレステスト」、もう再開を承認した後になって、何を言うか、という心境なのだろう。 それは解らないでもないが、絶対安全はあり得ないと福島でわかったはずなのに、自分も確認した「安全」に、更にチェックがはいることが気に入らない、という意味もあるだろう。  「安全」なのだから、更なる対策や更な…
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NHK ETV特集「大江健三郎 大石又七 核をめぐる対話」、日本は変わらない

第五福竜丸で、ビキニ環礁における水爆実験の被爆者、大石又七氏は、ひっそりと暮らしていたが、被爆体験を語り始めた。 大江健三郎氏の対話は、被曝の問題にとどまらず、日本の原子力政策の歴史も概観できた。 第五福竜丸の被曝以後、日本で盛り上がった、反核、反米の機運に警戒心を持ったアメリカは、核に対する過剰な反応によって、核実験の続行が困難…
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6/24、孫さんと小林さんの自然エネルギーフォーラムに参加しました

「開演」45分前に東京フォーラムに行ったら長蛇の列だった。 開場が遅れているのか、参加者が多いのか、凄い人気だ。 年齢も若い。 私などはもっとも年寄りであることが確実だ。 ツイッターをフォローしていると抽選結果がツイッターのダイレクトメッセージで返される。 URLをクリックするとQRコードが現れ、それが入場のチェックに使われる。 ソフト…
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日本人の温かさと冷たさの境界は何? NHK ETV特集「深く掘れ己の胸中の泉」も参考に。

中島みゆき様の歌のなかに、 「見知らぬ日本人の無事を喜ぶ心がある人たちが何故救け出してくれた見知らぬ人には心を払うことがないのだろう・・・・この国は危い・・・・何度でも同じあやまちを繰り返すだろう 平和を望むと言いながらも 日本と名の付いていないものにならば いくらだって冷たくなれるのだろう・・・・」 という歌詞がある。 「日本と…
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上杉 隆「ウィキリークス以後の日本」も、福島以後の日本も、メディアに期待できない

日本のメディアが紹介するウィキリークスは、変人で犯罪者のインターネット暴露サイトで怪しい処というものだ。 世界では、もっとジャーナリズムとしての評価が高いらしい。 日本での評価は、日本のメディアがネットでのジャーナリズムを敵視しているところからきているようだ。 確かに、記者クラブメディアが掴んだものは「スクープ」になるが、ネットで…
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カレル・ヴァン・ウォルフレン「誰が小沢一郎を殺すのか?」は、日本人の必読本

ウォルフレン氏は、「人間を幸福にしない日本というシステム」以来、一貫して日本システムの問題を指摘している。 この本でも、アメリカに従属している日本から、普通の国になることを目指した小沢一郎氏は、非公式な日本システムを維持しようとする勢力、アメリカ、官僚、財界、検察、メディアの政治エリートたちの画策なき陰謀で、破壊されようとしていると、説…
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マイケル・ジーレンジガー「ひきこもりの国-なぜ日本は「失われた世代」を生んだのか」

ジーレンジガーはアメリカ新聞社のジーナリストとして、日本社会がなぜ停滞し続けるのかを調べるうち、多くのひきこもり青年に、日本社会のもつ病理の反映を見出している。 ちょっと、誤解ではないかとか、筆が走りすぎている個所もあるが、概ね、日本社会は「この人の言う通り」構造的な問題を抱えていると、私も思う。 必読本である。 01.自分の…
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阿部彩氏の講演「日本は豊かな国ですか?」を聞く。 日本の貧困率はOECD諸国の中、とても高い

絶対的貧困率は、日本では、多くの人から求められるけれども、それつくることが難しい。先進国では、1日1ドルなどの基準を作ることはむずかしい。 たとえば、1日2000Kcalを得るだけの金額で良いのか。 1日ごはんとみそ汁だけでよいとするか・・・など定めづらく、その基準探しをしていると相対的貧困率との境目がなくなってくる。 相対的貧困…
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われらの内なるムラを解体しよう

「日本はひとつ」ではなく、「日本人も多様、世界も多様、多様性を認めれば協力し合える」 「日本はひとつ」をいうなら、日本だけではなく、「アジアもひとつ、世界もひとつ」 「日本はひとつ」をいうなら、自分と仲間だけでなく、赤の他人にも、関心を持ち、優しくなろう 東北人は、仲間だけでなく、他人にも優しいという。 東北人が、これ…
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上坂冬子「ほんとうは、どうなの? 原子力問題のウソ・マコト」を読むと原発推進派の意見もわかる

上坂冬子氏の本など初めて開いてみた。 保守派、原発推進派の考えることも知りたい。 いわゆる原発推進派の理屈や気持ちをすこし伺える。 このなかでも、利害の絡む人もいるだろうが、概ね国家観からきている人が多そうだ。 この本は対談形式で進められている。 中曽根康弘氏から始まり、与謝野氏で終わる。 間に、いま話題の加納時男氏や武村健一氏な…
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泥沼になってきた福島原発事故 日本の技術力の底は、かくも浅いものだった 

1号機のメルトダウンは、津波後5時間半後、地震16時間後のことと、朝日新聞やNHKの報道があった。  最悪の場合、2,3号機もメルトダウンの可能性もあるとのこと。 「メルトダウン」や「最悪の場合」という言葉が、ごく自然にNHKニュースにも出てくる。 当初、これらの言葉は、デマとか風評とかパニックを呼ぶとか忌避されていた。  米…
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NHK「こころの時代ー瓦礫の中から言葉を」辺見庸氏の語りは、内省的、本質的で心にしみいる。

辺見庸という作家を初めて知った。 ひたすらモノローグを続けていた。 はじめは何を語っているのかよくわからなかったが、注意深く聞くと、この大震災、津波、原発事故と、その対応について、本質的に掘り下げて考え抜くという意思が強く伺われる。 その言葉は、かなりこころに滲みいってくる。  いくつか心に残った言葉を、100%正しく書き起こ…
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福島原発 メルトダウン、補償、「工程表」、3号機・・・そのた。 東電は国有化して解体すべきだろう

福島原発のニュースを聞くにつけ、なんともやりきれない悲しみが増してくる。 やっと認めたメルトダウン、補償のスキームの不思議、いい加減な工程表と恐らくいい加減な工程管理、 またしても海への高放射能水の流出、いっこうに明確にならない線量データ ・・・・・・とてもやりきれなく、恥ずかしく、哀しい。 「メルトダウン」を東電はやっと認めたら…
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