テーマ:医療

E・キュープラー・ロス「死ぬ瞬間」

度重なる断捨離にも生き残った割には何年も「積ん読」だった、この本を、区立図書館のサービス停止中もあって、ようやく読み切った。別に読みにくいわけでもなく、難しいわけでもない。単に、読まなくても内容がわかっている、という思い込みがあっただけだ。あまりにも有名な本で、ロス医師らのプロジェクトチームが、死につつある入院患者に、死についてのインタ…
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湯川聡「よくわかる最先端白内障治療」

この手の実用書はあまり記録することはないのだが、よくまとまった分かりやすい本なので記録しておく。 私も眼科の医師と白内障・緑内障の手術を同時にするかどうか相談している。白内障の手術自体は比較的簡単に考えているが、それでもレンズの選択、事後のケアなど、考慮することは少なくない・ ・・・レーザーによる白内障手術の進め方 1. …
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田中圭一「うつヌケ」いつかウツからぬけられる希望は得られる

肉体の病気は治るけれど、心の病気は治らない、というのは私の持論だが、漫画家の田中圭一氏は自身の体験と10数人の方々への取材を通じて、うつ病から「ヌケ」られることを示している。 「一生もの」と医者に言われた田中氏のウツも、ごくありきたり (と私には見える) の方法でヌケたという。 ありのままの自分を受け入れる→「ねばならない…
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アトゥール・ガワンデ「死すべき定め」

最期の時をどう迎えるのか、その患者に対して医師としてはどう対処すべきなのか、筆者の父親も含めた数人の実例について迷いながらの考察を続けている。 なんとも重く辛い話が続く。  結論めいたものは特にないが、自分がどのような最期を迎えたいか、それを明確にしかるべき人に伝えておくべきだ。 筆者の父親も、痛みや苦しむことを避け、自宅で最期を…
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丸岡いずみ「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」は、うつ病じゃないかと思う人にお勧め

私は映画以外TVはあまり見ないので、日テレのキャスターだった丸岡いずみという人を知らなかったが、この本を読んで、なんと凄い頑張り屋さんだったのだろうと知った。 徳島で生まれ育ち、北海道の放送局で取材もなんでもするアイドルアナになり、東京に出て、警視庁捜査一課担当の放送記者として夜討ち朝駆け、ディレクター、アシスタントプロデューサー…
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堤未果「沈みゆく大国アメリカ <逃げ切れ!日本の医療>」

米国の強欲な投資家、保険会社、製薬会社は、強力な資金力でワシントンを制圧、医療・介護で最大の利益を上げる仕組みを作ってきた。  保険会社は幹部をオバマのスタッフとして送り込み3000頁にのぼるオバマケア法を作り上げた。  協力した大学教授は国民が愚かで無知だから成立した法だという。 国民皆保険で保険料も安くなると期待した普通の人々…
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鎌田實「1%の力」

諏訪中央病院の患者さん、イラクの病院の先生など、さまざまな感動的なエピソードが語られている。  筆者は、"100% "は、なかなかできないが、"1%"なら、できる。 だから"1%"から始めればよいと、"1%"の無理、努力、がまん、気力、がんばり、誰かのために・・・と説く。  すこしずつ変えてゆく、まず1%、1%でいいから相手…
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堤未果「沈みゆく大陸アメリカ」

TPPを推進したり、かつての年次改革要望書に沿った動きをしたり、次は日本がこんなどうしようもない社会になるのかと思うと、恐ろしい思いがする。 、 どうしてこんなことになってしまったのか。読めば読むほど絶望的な状況で、読む気にならない。オバマの皆保険制度は設計ミスか、若しくは、設計に携わった回転ドアを行き来するロビイストが作り上げた確…
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夏井睦「炭水化物が人類を滅ぼす」

前半は、糖質制限をして、砂糖はもちろん、炭水化物を摂取しなくなって、ダイエットもでき、糖尿病も治り、眠気もなくなり、すっかり健康になった人々について説明がある。 糖質制限をすると、最初はエンゲル係数が高まるが、一日2食で十分で、徐々に食事量も減ってゆくという。  もともと一日2食だったのが、米の飯が始まったから3食になったのだとか、…
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ビクトリア・スウィート「神様のホテル」は、医療の本質を教えてくれる

医師であり、ヒルデガルトの研究者でもあるビクトリア・スウィート氏が、「「奇跡の病院」で過ごした20年間」を綴っている。 サンフランシスコ郊外の「ラグナ・ホンダ」は、150年も前につくられ、米国最後の「救貧院」として、地域の貧者のための病院となっていた。 ラグナ・ホンダの原則は、ホスピタリティ、コミュニティ、チャリティという。ラ…
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パーキンソン病市民フォーラムに参加して

「パーキンソン病市民フォーラム」なる会合に先週の土曜日出かけた。 永田町の広い会場に、1000人近くが集まった。司会の順天堂の先生が、パーキンソン病の人は真面目な人が多いので出席率が高いと冗談を言っていた。 私は患者家族としての出席だが、患者本人の出席も多い。  パーキンソン病って、どんな病気? からはじまる講演は、25分ずつ、三…
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STAP細胞の小保方さん

なんとも素敵なニュースが飛び込んできた。 STAP細胞を発見した小保方さん、なんとも素敵な女性だが、私の大好きな友人に似ていてびっくりした。 友人の娘も生命科学を大学院で専攻していたので、もしかして、結婚しても研究を続けていたのかと思って、急いで経歴を見た。 松戸生まれ、30歳、早稲田、米国留学 ・・・ ちがうかな。。。 でも似て…
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近藤誠「医者に殺されない47の心得」異端の医師の主張は本当なのか?

近藤氏は、「ガンもどき」と「本物のがん」と区別し、「がんもどき」は命を奪われることはないし、「本物のがん」は既に転移しているから、苦痛になる手術や抗がん剤の治療はしない方がいいと、昔から主張していて、この業界でも異端だ。 枯れ木のように、ピンピンコロリと死ぬのが一番だし、そのためには、がんは放置するのがいい(胃がん、食道がん、肝臓…
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奥野修司「看取り先生の遺言」は、医療関係者と60歳以上のすべての人に必読の書

呼吸器外科で、肺がんの手術を数多く手がけてきた岡部健氏は癌センターを1997年に辞め、古い民家を改造、開業資金ゼロで在宅の診療所、岡部医院を開き、宮城県名取市を中心に在宅医療を展開した。  岡部氏は勤務医時代、老人男性患者から、「お前が若くて一生懸命だったから我慢していたが、もういい加減にしてくれ。・・・頼むから自然に逝かせてくれ…
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萬田緑平「穏やかな死に医療はいらない」 を読めば延命治療拒否を確信する

仕事しつつ病気の家族をきっちり看護するのは大変だから、つい病院にいれておきたくなる。 病人だって、その方が安全、安心だと、本気で考えるか、あるいは、そう思おうとする。 患者は、できることなら家に居たいけれども、何かあったらと思えば不安だし、家族に迷惑がかかると遠慮する。 私の場合も、自分が疲れ切っていたせいか、病院で寝ている母親に…
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久しぶりの佐久

一年半ぶりに、佐久総合病院に行った。 二年半ほど前は、ある時期、隔週に通っていたが、とても好感をもった病院だった。 若月俊一元院長の実績や逸話に心が動かされたこともあるし、「阿弥陀堂だより」の南木佳士氏が医師として活動されている病院ということもあるが、病院全体の雰囲気の温かさに、たいへん気に入った病院だった。  東京駅朝 6:24…
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村上正泰「医療崩壊の真犯人」

 村上正泰「医療崩壊の真犯人」(PHP新書 2009.10.30) には、それほど目新しい話題があるわけではないが、霞ヶ関に居た筆者ならではの、政策決定の過程など、要領よくまとめられている。 医療崩壊の真犯人は、医療費を抑制してきた霞ヶ関と永田町の人々だが、小泉内閣などに圧倒的な支持を与えてきた国民も、なんら有効なメッセージを送りださな…
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