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zoom RSS 映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、いい映画だが楽しい映画ではない

<<   作成日時 : 2012/02/21 21:48   >>

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病的な少年の饒舌、ひっきりなしに聞こえる緊急車両のサイレン、事件の喧騒 ・・・ ものすごくうるさい映像だが、"EXTREMELY LOUD " の意味はそれとは異なるのだろう。 しかし、"INCREDIBLY CLOSE" とは、何が近いのだろう。 死んだ父が身近ということか、探検の答えが近くにあるということか ・・・ よくわからない。


父トーマス・シェル(トム・ハンクス)を大好きなオスカー・シェル(トーマス・ホーン)は、アスペルガー症候群の疑いがある、病的に神経質で、臆病で、人と会話するのが苦手な少年。 父は、オスカーと調査探検ゲームを遊ぶ。 ゲームを通して、オスカーが他人と会話する訓練になるからだ。

オスカーが、たぶん調査探検の結果をまとめたノートを母親に見せたとき、そのノートの表紙に、"EXTREMELY LOUD AND INCREDIBLY CLOSE" と、書かれていた。 だから、この言葉はオスカーの言葉なので、父親への想いと父親は死んでも近くに居る、と言いたいのではないだろうか。

そんな父が911でたまたま客のオフィスに立ち寄ったため、帰らぬ人となる。 父がWTCのびるから、6回も自宅に電話をする。 "Are you there?"と、オスカーが家に居るのに出られないのではないかと察しているかのようだった。

父を失ってその悲しみをひたすら我慢していた少年は、ある日父の遺品を見ていた時、青い花瓶を棚からおとして割ってしまう。 その中に茶色の封筒があり、1本の鍵がはいっていた。 封筒には"Black"と書かれている。 そして、少年は、ニューヨークのブラック氏を一軒一軒訪ねてゆくことに決めた。 それは絶望的な試みだが、ひとりひとりに出会うごとに、少年の心は癒されてゆくかに見えた。


祖母のアパートに間借りしている声を出せない老人(マックス・フォン・シドー)が、なぜかオスカーの心を溶かし、一緒に手伝うようになる。 しかし、母親リンダ(サンドラ・ブロック) は、なぜか存在感が薄い。 あとで、それが大きな間違いとわかる。


アメリカ的な911の映画かとの予想は大きな間違い。 なかなかシリアスで、重い。 最後は安堵し、ホッとするが、決して、明るくなるわけではない。  いい映画ではあるが楽しい映画ではない。





映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」( スティーヴン・ダルドリー監督 "EXTREMELY LOUD AND INCREDIBLY CLOSE" アメリカ 2011) ☆☆☆☆

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/

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2012/02/26 17:00

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