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zoom RSS 映画「聴こえてる、ふりをしただけ」、子どもの心の揺らぎが丁寧に描かれる(ネタばれ)

<<   作成日時 : 2012/09/04 11:06   >>

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時間がちょうど空いて、「プロメテウス」と「聴こえてる・・・」どちらかを見に行こうとおもった。 普通の人なら「プロメテウス」に行くだろうが、へそ曲がりの私としては、「聴こえてる・・・」を選んで、大正解だった。

監督の今泉かおり氏は、精神科の現役看護師らしい。 また、本作がデビュー作らしい。 商業的に不慣れな監督の映画は、たいがいカットが長く、眠くなる。 しかし、この映画は、長いカットの間、ずっと、心が揺れ動く緊迫感がある。 さっちゃんが、心ならずも、のんちゃんをいじめてしまい、形見の指輪を川に投げ込んだ後、ひとりで路に立ち止まり、悲しみが一気に襲ってくる場面のカットの長さは半端ではないが、それをじっと見守ることができる緊張がある。

小学5年生のさっちゃん(野中ハナ)は、突然母をなくす。 叔母も父親も学校の先生も、お母さんが見守っているよという。 肩身の指輪をずっと手放さない。  本当に見守っているのなら、お母さんの霊があらわれてほしいと願う。 のんちゃんは、人が死んだらお化けになると信じていて、お化けが怖いから、一人でトイレにも行けない。 

さっちゃんも、いずみちゃんも、つい、いじめの言葉を発してしまうが、きちんと、謝っている。 だから、それ以上、関係が悪化しないですんでいるようだ。 最後も、期待できそうな余韻を残して終わっている。

ところで、「聴こえてる、ふりをしただけ」の意味だが、「何を」「聴こえてる」ふりをしただけなのだろうか。 死んだお母さんの声だろうか。 さっちゃんの自分自身の心の声だろうか。 




http://www.uplink.co.jp/kikoeteru/

「聴こえてる、ふりをしただけ」(今泉かおり監督 2011)☆☆☆☆

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