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zoom RSS ピーター・センメルハック「ソーシャルマシン」

<<   作成日時 : 2014/07/30 20:03   >>

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モノがソーシャルネットワークに参加する、という概念は奇異に感ずるが、モノというのはデータの集まりなのだと解すると、頷ける。  M2M, IoTというだけでなく、ソーシャルという概念を付加して、よりビジネスの機会を作り出している。 事例や、デザインの考え方など、親切なガイド本にもなっている。

2012年、フォードが発表した「オープンXC」と呼ばれるプラットフォームは、OBD-Uポートを通じて、車両状況に関するデータにアクセスできる。 走行する自動車からワイパーの稼働状況データを、USB接続型の3G回線モデムを使って集め、リアルタイムの天気情報サービスにつなげることができる。

ipodやiphoneで有名なトニー・ファデルとマット・ロジャースが、変哲もないサーモスタットに新たなデザインを持ち込んだ。利用履歴を蓄積して学習し、電気代を節約したり、WiFiを通じて外から設定できる。  ジグピーの無線モジュールの装備はホームオートメーション用と予想される。

そのた、ソーシャル自販機、従量制保険、車椅子所在管理・・・などなど、いろいろな例が挙げられている。 デザインの考慮では、ソーシャルマシンの7要素、ID、発見可能性、プレゼンス、アクティビティ、ステータス、アクセス、特権、が、なるほどねぇと感心する。

筆者は、自身がオープンソースハードウエアの先駆者だから、マシン(ハード)づくりの難しさも、警告している。特に通信関係は規制や認証が進捗を遅らせる。


おもしろいエピソードが一つ。  1993年ニューヨーカー誌掲載のひとコマ漫画のキャプション、「インターネット上では、あなたが犬であるとは誰にも分からない」

キンドルがソーシャルなのは、他のユーザーとの交流や共有を実現しているから

やや、わかりにくいユーザーと開発者の概念がある。 ソーシャルな自転車と例を挙げて説明している。
・一次ユーザー・・自転車そのもの、物理的性能、特徴、品質
・開発者・・・・・自転車のアバター ネットワークを通じて得られるデータ
・開発者のユーザー・・・アプリケーションを通じて得られるメリット
・・・・ 翻訳の問題なのか、上記三者の定義は、いまいちわかりにくい。  これ以外は、だいたい分かりやすい記述で、教科書といっても良いくらいだ。




ピーター・センメルハック「ソーシャルマシン」( 角川EPUB選書2014.4.10)
<M2MからIoTへ つながりが生む新ビジネス>
第1部 ソーシャルマシンの概要
第1章 ソーシャルマシンの世界へようこそ
第2章 ソーシャル化する「モノのインターネット」
第3章 ソーシャルネットワークの進化
第4章 ソーシャルマシンと人類の未来
第2部 あらゆる製品がプラットフォームである
第5章 ソーシャルマシンが社会を変える
第6章 抽象化の歴史
第7章 ソーシャルマシンをデザインする
第8章 アバターと「ソーシャルマシンの特性
第9章 ソーシャルマシンの活動領域
第3部 ソーシャルマシンのビジネスモデル
第10章 二つのビジネスモデル 誰が何をシェアするか
第11章 ソーシャルマシンでビジネスを始めるには
第12章 私のお客のお客は私のお客 ソーシャルバリューチェーン
第13章 ソーシャルプライシングの技術
第4部 ソーシャルマシンを作る
第14章 デザインに求められるもの ソーシャルマシンを作るには
第15章 さらに先へ
第5部 市場参入のシナリオ
第16章 スマートハウス
第17章 小売業
第18章 交通
第19章 金融
第20章 ヘルスケア




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