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zoom RSS 堤未果「沈みゆく大陸アメリカ」

<<   作成日時 : 2015/04/06 14:28   >>

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TPPを推進したり、かつての年次改革要望書に沿った動きをしたり、次は日本がこんなどうしようもない社会になるのかと思うと、恐ろしい思いがする。

どうしてこんなことになってしまったのか。読めば読むほど絶望的な状況で、読む気にならない。オバマの皆保険制度は設計ミスか、若しくは、設計に携わった回転ドアを行き来するロビイストが作り上げた確信犯行為だ。政府が薬価交渉権を持たず、製薬会社が好きに薬価を決め、営業することなくオバマケアが買ってくれる。 保険会社は医師の処方に文句をつけて薬の選択を減らそうとする。

筆者はオバマケアはリーマンショックと同じ、保険、製薬の大企業とウォール街が喜ぶだけという。医療費を払えない自己破産が増大するほど医療・薬が高価な米国、保険には行っても保険料が高くて払えない、あるいは、安直な保険では得られる診療が限定されている。社員の保険料負担を嫌う経営者は社員をパートタイマーにして負担を免れる。医療機関も貧困層向けの保険、メディケイドを取り扱わない、なぜなら、その保険では診療費用を回収できないからだ。つまり保険はあっても医師がいない。 

貧国大国など過去の堤未果氏のレポートを批判する人もいた。それは実態ではないと。真相は知らないが、どうも本当なのではないかとおもう。医療・保健分野での米国からの攻勢が強まる日本も、あぶない。


象徴的な言葉がある。

「がん治療薬の支払い申請は却下されました。 服用するなら自費でどうぞ。  代わりにオレゴン州で合法化されている安楽死薬なら、州の保険適用が可能です」

「全米50州のうち45州は、保険市場の50%以上が一社か二社の保険会社に独占されている」


堤未果「沈みゆく大陸アメリカ」( 集英社新書2014.11.19)
序章 「一パーセントの超・富裕層」たちの新たなゲーム
第一章 ついに無保険者が保険に入れた
第二章 アメリカから医師が消える
第三章 リーマンショックからオバマケアへ
第四章 次のターゲットは日本

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