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zoom RSS 羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」

<<   作成日時 : 2016/02/01 07:52   >>

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120頁の短編。 まあまあだな、とFACEBOOKに読後感を載せたら、読んでた人が意外に多く、そのわけは芥川賞受賞作だとか。 そんな事も知らずに読んでいる方もおかしいかもしれないが。 ただ、あまり良い評価はなかった。 受賞作だからといって、「深〜い」意味があるとはかぎらない。 別に、そんな深〜い意味はなくてもいいし。。。。

厳しいトラブル対応ばかりさせられたカーディーラー会社を自己都合退職して七カ月、健斗は実家で母親と祖父の面倒を見ながら、再就職活動、行政書士の資格取得に向けての勉強、そして、体の鍛錬をしている。 祖父は、ふたこと目には早く死んだ方がいいと言う。母親は祖父の自立のために、食事後の食器の片付けをはじめ、厳しく何でも自分でやらせる。一方、健斗は、死にたい死にたいと言い続ける祖父はやはり苦痛なく早く死ぬことが尊厳としてもいちばんいいのだと考えて、体や心を鍛える機会を奪うため、過剰な介護をしてやろうと心がける。ほんとうに弱っているのか同情歩引くために弱音ばかりはいているのか、分からなくなる。ある日、ひょっとしたら、祖父は意外に生にしがみついてるのではないかとおもう。・・・・

失業中とはいえ、28歳、体を鍛えている若者と、死を待つだけの何もすることのない、スクラップ寸前の祖父。いつしか祖父がいたく気になる存在になってゆくが、必ずしも祖父の人生を認めたわけでもない。



羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」(文藝春秋 2015.8.10)





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