Dora_PaPa_san's_Pages

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」

<<   作成日時 : 2016/08/05 08:17   >>

トラックバック 0 / コメント 0

やっぱりジョン・ウエインはクソだった。 それにひきかえ、カーク・ダグラスやオットー・プレミンジャーは、かっこいい立派な男だと初めて知った。


エル・ファニング出演という理由で見に行く。 トランボの長女ニコラ役で、相変わらず可愛いいし、最後のシーン、トランボのスピーチのシーンでは、すっかり大人の女性になって美しかった。 

本筋のストーリーは、実話をベースにしているだけに、たいへん興味深い。 アメリカではマッカーシーやフーバーが共産党を壊滅させたが、戦後直後はまだ多くの党員がいた。 ハリウッドの現場にも多かったし、脚本家トランボもそうだった。 

映画人も反共の組織ができ、ジョン・ウエインが、トランボらストライキに参加するようなアカは、ワシントンの調査を受けろと主張する。 トランボは、ワシントンのやっていることは違憲であると反論する。 ジョン・ウエインが戦争の話にすぐもちこむので、トランボは、思えはどこの戦地に従軍したのかと揶揄する。 ジョン・ウエインは戦争映画には出るが、実際に従軍などしたことがないのだ。

とうとう、トランボにも召喚状がくる。 トランボ達は、ロクに質問に答えないこと、議会侮辱罪に問われても、最高裁はリベラルな判事が多いから、議会の行動が違憲だと判断するだろうとの読みで、答えなかった。 しかし、期待した判事たちが続けて病死してしまい、トランボ達、「ハリウッド・テン」は服役することになる。

1年の厳しい刑務所生活を終えたが、トランボ達「ハリウッド・テン」を含む数十人はブラックリストに載っているため、仕事がない。 トランボはB級映画専門のキングの会社に安いギャラで大量の脚本を売りこんでゆく。 

キングのジョン・グッドマンがまたぴったりでいい。 

「自由のための映画人同盟」だったか、その手の反共組織の人間が訪れて、トランボたちを雇うな、やとったら俳優を派遣しないぞと脅すと、バットを振り回し、「おまえは好きになれねえ」「俺はカネと女を得るために映画作ってるんだ」「俳優が来なけりゃ素人だっていい」とたたきだす。 

そんな多忙なトランボは、いい作品を作れば、ブラックリストも向こうになると信じて、いい作品を書く。
それが、ロバート・リッチの偽名で書いた"BRAVE ONE" (黒い牡牛 )である。 なんと、アカデミー賞がとれてしまった。 ロバート・リッチって誰だ!

ロバート・リッチはトランボだと密かに知れ渡っていたに違いない。 なんと、カーク・ダグラスが、「スパルタカス」のいまの脚本がちっともおもしろくない、作り直してくれないかと頼みに自宅に来た。 カーク・ダグラスを語る男と予想したら本物だった。 ニコラの喜んだこと! 次いで、オットー・フレミンジャーもやってくる。 今の脚本がつまらないがストーリーはいいんだと、「栄光への脱出」だ。  できるまで帰らない、出来が悪いとクレジットにのっけて責任をとらせるぞと・・・・。

絶大な権力を握っていたコラムニストで、変なポウシをたくさん持っている女性、ヘッダ・ホッパーは、反共に凝り固まっていて、「スパルタカス」の上映阻止やボイコット・キャンペーンを張るが・・・・


トランボは言う。 個人の力では、コントロールできない流れであり、彼らはスパイも発見できず、人の仕事を邪魔しただけだ、意に沿わぬことを言わされ、家族や友人を傷つけ、なかには命をなくしたひともいる ・・・


思想だけで人の仕事を奪っていった赤狩り。  あきらかに憲法違反でもあり、建国の思想にも反しているにもかかわらず、一旦流れ始めると誰もとめられない。 

いま、日本でも、安倍政権は、共産党攻撃に余念がない。 参院選でも「民進党を選べば、もれなく共産党がついて来る」と、揶揄している。 ひとごとではない。


エル・ファニングは、「ジンジャーの朝」のように、父親の影響を強く受けた意識高い系?の少女役で、オーロラ姫もいいが、なかなか適役でもある。  






映画「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」(ジェイ・ローチ監督 "TRUMBO" 2015)



オフィシャル・サイト
http://trumbo-movie.jp/




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
映画「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 Dora_PaPa_san's_Pages/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる