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zoom RSS 太田肇「なぜ日本企業は勝てなくなったのか」

<<   作成日時 : 2017/07/17 16:06   >>

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「分化」・・・「異なる諸職能部門の管理者たちの間にある、認知的ならびに情動的な指向の相違」、「均質のものが異質のものに分かれること。また、その結果」、「個人が組織や集団、あるいは他人から物理的、制度的、もしくは認識的に分けられること」・・・という。  原語では”differentiation”というから、原語のほうが意が通じやすい。

筆者は日本企業の組織形態が共同体的なものであって、そこから、「分化」しない限り、生産性も、創造性も、そして、人人の幸福も得られないだろうと。 

ごくささやかな「分化」の例として、長島精工の「社員一人ひとりに機械一台の組み立てを任せ、組み立てた機械に個人のネームプレートを貼って出荷している」や、ヤマハ発動機の「レクサス用に限定されたプレミアエンジンを高度な技術を持ったエキスパートにつくらせており、エンジンに製作者の名前を入れるようにしている」が挙げられている。 

つまり、共同体的な無責任体制ではなく、個の明確化である。 「本務と雑務とを自分自身で分化」することも第一歩である。 「自営業・自由業にできるだけちかづける」のが分かりやすい考え方だ。

そして、組織に、可能な限り、異分子を組み込むことだと、筆者は主張する。 その組織にとっての異分子であれば、外国人や女性のこともあるだろう。 


いろいろ興味深い話題もある。 「アンダーマイニング効果」、「最適基準」と「満足基準」、"Detached concern" ・・・などなど。  

興味深いけれども、なんとなく、いまさら・・・という気もしないではない。 







太田肇「なぜ日本企業は勝てなくなったのか」(新潮社 2017.3.25)
「個を活かす「分化」の組織論」
第一章 「未分化」が引き起こしていること
第二章 日本企業の深層に残っているもの
第三章 「分化」するとどう変わるか?
第四章 「分化」と「統合」をどう両立させるか?
第五章 「分化」の過去と未来

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