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zoom RSS 佐藤正午「月の満ち欠け」・・・大好きな、死と純愛と・・・の物語

<<   作成日時 : 2017/12/05 14:42   >>

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11時に八戸から上京した小山内堅が、東京駅ステーションホテルで出会った緑坂ゆいとその娘るり。もうひとりの約束した三角哲彦が現れた頃、13時に小山内は二人と別れて帰途に就いた。その2時間の物語・・・といっても、それぞれの回想にも似た物語で埋め尽くされる。

小山内の娘瑠璃が高熱を出して寝込んだころから、何かおかしいのと、妻の梢が気にしはじめる・・・三角哲彦が学生アルバイトをしていたレンタルショップで雨宿りをしていた正木瑠璃・・・正木竜之介の再就職先の社長の娘希美・・・小山内瑠璃の親友、緑坂ゆいの娘るり・・・錯綜する歴史、錯綜する記憶・・・

「神様がね、この世に誕生した最初の男女に、二種類の死に方を選ばせたの。ひとつは樹木のように、死んで種子を残す、自分は死んでも、子孫を残す道。もうひとつは、月のように、清でも何回も生まれ変わる道。そういう伝説がある。死の起源をめぐる有名な伝説」

月の満ち欠けは、何度も死んで、何度もよみがえる、そういう死に方の象徴。よみがえりと純愛の物語。最後の言葉は、ぐっと胸に迫る。 

たいへん私好みの物語でした。 


佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店2017.4.5)
11時 – 1 2 3 4
11時半 − 5 6 7
12時 − 9 10 11
12時半 − 12
13時 − 13





月の満ち欠け 第157回直木賞受賞
岩波書店
佐藤 正午

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