馬場史郎「新版 SEを極める 50の鉄則」入門編は、SE必須の本

 馬場史郎氏の「SEを極める」は、2000年4月に、出版され、SE(システムズ・エンジニア)論(?)の先駆けになった。 当初、このような本は、殆ど売れないのではないかと予想されたが、あれよあれよと1年もたたない間に3万部を軽く超え、その後も人気は衰えず、この手の本(ITに関わる人材、SEもの)にしては、異例の数となったらしい。 

 今回、12月20日に出版されたのは、その新版である。 序章「SEよ胸を張れ」に、筆者のSEに対する思いが記され、切々と伝わってくる。 

・ ITを駆使して付加価値を創造するのがSEの仕事である
・ 社会システムの変革は、SEという職業の使命
・ 全SE必須の「SEの基盤」は、ビジネスパースンとしての心構えなど人間力、エンジニアとしての心構え、IT関連の基本分野の力とている
・ その基盤となる心構えを涵養し、「しっかりとした」SEを目指す
・ 「しっかりした、信頼できる、頼りになるSE」が求められている

そして、SEの仕事は面白いと主張する。

「50の鉄則」は、筆者のSE, SEマネジャー時代の経験と実績に裏打ちされた内容である。 どこかのマネジメント専門家の言でもなく、机上の空論でもない。 筆者だけでなく、筆者と共に仕事をしてきた多くのSEたちに実証されている。時代がちがうという意見もあるが、私の感想でも、SEをとりまく状況は、技術とスピードが変わっているだけで、仕事の本質はそんなに変わっていないとおもう。

エピソードなどが追加されているが、旧版と骨子が変わるわけはない。 旧版を読まなかったSEは、是非、手にしてほしい本だ。  




 

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