映画「マレフィセント2」

「アイ・アム・サム」のブランコのシーンから、娘のように可愛がり、娘の学芸会には必ず行くように、可能な限り全作品を見続けているエル・ファニングの最新作。「エルちゃん」のために見に来ているので、他の俳優ならあまり見る気がしないジャンルの映画ではある。もう二十歳を過ぎたエルだが、相変わらず愛らしく、オーロラ姫の風格よりも妖精たちの姉さんと言った感じで、それがまたいい。

しかしだ。第二作を作るにあたって必要な悪役に、わざわざオーロラ姫を結婚させ、その姑を悪役にすることはないだろう。だいたい五年前だって、フィリップ王子とオーロラ姫は、ほとんど通りすがりだけで、ロクにつきあってもいなかったじゃないか、五年ぶりに現れていきなり求婚して、なんでオーロラは即イエスというんだ。おもしろくない。フィリップも、イケメンでもないし、頭が悪そうだし。

それに、マレフィセントの糸車の針の呪いは、マレフィセント本人だって呪いは解けなかったはずじゃないか。なんで・・・って、不思議に思わないのかしら。みんな仲良くなったムーア国では、事件が起きないから、わざわざアルステッド国の王妃(ミシェル・ファイファー)に悪事働かせるなんて ・・・ と、いろいろ文句の種はすくなくない。

どうもこのシリーズのエル・ファニングは、バカっぽい。オーロラ姫と言っても、マレフィセントに育てられたんなら、そんなにバカじゃないだろうに、三人の妖精たちに育てられたからか。

いちばん賢そうなのは「ドア・イン・ザ・フロア」のとき、
いちばん可愛いのは「ウインディキシー」のとき、
いとばん個性的なのは「アバウト・レイ」のとき、
いちばん感情豊かなのは「Super8」のとき、
・・・・・
いろんなエル・ファニングがいる。
  

映画「マレフィセント2」(ヨアヒム・ローニング監督 MALEFICENT: MISTRESS OF EVIL 2019)




オフィシャル・サイト
https://www.disney.co.jp/movie/maleficent2.html

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