映画「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり」

前作があまりに素晴らしかったので、どんな続編でも見劣りしただろうと思う。 うまく前作の少年少女たちを取り入れて、変化を最小にしたことが、功を奏している。それだけ特色には欠けるが、連続性があり前作の余韻を思い出させてくれる。

デリーにただひとり残ったマイク(イザイア・ムスタファ)は、あれから27年経ったある日、ルーザーズ・クラブの面々に連絡する。ペニーワイズが現れたら戻ってくると誓ったじゃないかと。デリーから遠く離れていた面々は、みな誓いのことすら忘れていたが、それにもかかわらず、なぜかデリーに集まって来る。

ビル(ジェームズ・マカヴォイ )、ベバリー(ジェシカ・チャステイン )、リッチー(ビル・ヘイダー )、ベン( ジェイ・ライアン)、エディ(ジェームズ・ランソン )の面々は、あの頃の悲しい想いをペニーワイズによって思い出されてゆく ・・・・ ビルは弟の誘いをただ一度あの時断ったことで死なせてしまった苦い後悔、ベパリーは父親から受け続けていた歪んだ思い、リッチーは母親との、ベンはベバリーへの思いや同級生との苦しい葛藤・・・などなど、それらを思い出して、ペニーワイズと闘うという誓いを思い出してゆく・・・・

すっかりかっこよくなったベンが見ものである。ビルのマカヴォイも、ベバリーのジェシカ・チャスティンも、なんとなく違うような、しっくり感がなかった。ソフィア・リリスはとってもよかったのに。

キングの原作は結構好きだったという記憶があるだけで、内容はほとんど覚えていないが、結構気持ち悪かったような気がする。そういう意味では、この続編は、前作に比してかなり気持ち悪いシーンが多い。 それは私にはあまりありがたくない。 



映画「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり」( アンディ・ムスキエティ監督  IT: CHAPTER TWO  2019)



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