映画「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」

J.D.サリンジャーはなぜ出版をやめ、隠遁してしまったのか。それに対する答えが明快なわけではない。明快であるはずもないが、創作し始めたときから、自分の創作にこだわり、ね妥協というものは知らなかった。修正すれば出版できるという話も抵抗感が強かった。もっとも、最初にニューヨーカーに掲載された時も、修正の要求も、ひとつの視点に過ぎず、参考にす…
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映画「見えない太陽」

冒頭皆既日食があるから、「見えない太陽」という邦題にしたのかもしれない。 原題は、「夜よさようなら」の意味だが、それもよく意味が分からない。 フランスの片田舎、牧場主のミュリエル( カトリーヌ・ドヌーヴ) は、久しぶりにやって来た孫息子のアレックスがイスラム教に改宗していたと知る。 そして、恋人のリラと、カナダに行くと言っているが、それ…
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映画「スパイダーマン:スパイダーバース」

エンド・タイトルがすばらしくかっこいい。あと全編、アニメーションの映像が独特の素晴らしさがある。ストーリーは、いつものやつ、つまり、仲間がいる、ひとりじゃない、君だってできる・・・と、別に大したものではないが、この、アニメらしくない映像だけでも見る価値は或る。 ある日、放射能クモにかまれたマイルスは、スパイダーマンになっている。で…
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関裕二「検証 邪馬台国論争」

古くは松本清張などが歴史学者の世界に殴り込みをかけたかのような話題もあった、有名な邪馬台国論争だが、関連するものを読んだことはなかった。古代史は面白いとは思うが、どこかという所在地の議論にはあまり興味がなかった。 あらためて筆者がまとめた論争の経緯や、論点などを知ると、大陸・半島との関連、渡来人と縄文人、鉄の流通、出雲・吉備との関…
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今年一年のまとめ-書籍ノン・フィクション編

今年一年のまとめ-書籍ノン・フィクション編 年ごとに読書力も落ちてゆき、好奇心も長続きせず、新しい分野の本が少ない、またビジネス書、経済の書もずいぶん減った。これはまあ当然かもしれない。結果的に、人権関連の熱のこもった本が多くなった。 印象に残った本・ベスト10 1 林えいだい「筑豊・軍艦島 朝鮮人強制連行、その後」(…
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今年一年のまとめ、映画篇。

今年のまとめ、映画篇。  今年はあまり映画を見なかった。値上げの影響も大きいし、あまり見たいと思う映画も多くなかった。結果的にもあまり実り多くなかった 今年観た映画、印象に残ったベストテン-フィクション 1 「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(ロブ・ライナー)  2 「ジョーカー」(トッド・フィリップス 2019 ) …
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今年一年のまとめ-書籍フィクション編

今年一年のまとめ-書籍フィクション編 年ごとに読書力も落ちてゆき、最新の小説にはなかなか手が出ない、古典は読みたいが、やはり手が出ない、ということで、偶然、韓国の書き手の本が並んだ。 印象に残った本・ベスト10 1 ハン・ガン「少年が来る」(クオン 2016.10.31) 2 リチャード・フラナガン「奥のほそ道」(白…
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