映画「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」

正統な血、美貌、大胆さ、,結婚して後継者もいる、というメアリーの持つ美点、エリザベスにとって妬ましい美点が、メアリー失脚の遠因となった。 イングランドの正統な王位継承権ももつスコットランドの女王、メアリー・スチュアートは、フランスから帰国し、イングランドの女王エリザベスとの緊張関係、両女王を取り巻く王族、士族たち、周囲の、王権に対する欲望と策謀、・・・を描く。 もちろん中心テーマは、メアリー・スチュアートの波乱にとんだ人生。 女として、王として、揺れ動きながらもスチュアート家のプライドを貫いた強い心の持ち主だった。

女王としての孤独や男たちの欲と策謀、それらを互いにただふたりだけ理解していたメアリーとエリザベス、もっとわかり合えただろうに、たぶん、メアリーのほうが、忍耐力に欠けていたのだろう

メアリーのシアーシャ・ローナンは、地で演技していると言っても不思議はないが、エリザベスのマーゴット・ロビーは、ずいぶんと印象がちがい、名演技と言ってもよい。 自分の恋愛感情も抑え、王としての孤独に耐えて政権を護る自制心溢れた姿はマーゴット・ロビーではないかのようだ。 男性陣は、戦争映画と同様、みな同じ服装なので、誰が誰だかわからなくなる。

しかし、カトリックというだけで、あれほど排除したがると言うのも、16世紀の西洋世界は、ずいぶん住みにくい世界だ



映画「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」( ジョーシー・ルーク監督 MARY QUEEN OF SCOTS 2018)


http://www.2queens.jp/








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